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Date: Sat, 29 Sep 2001 21:53:53 +0900
From: Fukapon
Subject: 今日の妹たち: 番外編: Kaleidoscope
ペンギンにゃ、みなさん。 どもども、Fukaponですぅ。
本日発売、Sister Princessのファーストアルバム『Kaleidoscope』を買ってきました。 とゆーわけで、いつも通りサクッと紹介。
すべて12人で歌っているのかと思ったら、違うんですね(^^;
とゆーわけで、気になる起用頻度チェック(^^;;
Karen: Natsuko Kuwatani | +++++** | 5 + 2 |
Kaho: Hisayo Mochizuki | +++++*** | 5 + 3 |
Mamoru: Yumiko Kobayashi | +++++*** | 5 + 3 |
Sakuya: Yui Horie | +++++*** | 5 + 3 |
Hinako: Chiemi Chiba | +++++ | 5 + 0 |
Marie: Ryoka Yuzuki | +++++* | 5 + 1 |
Chikage: Ayako Kawasumi | +++++* | 5 + 1 |
Shirayuki: Kumiko Yokote | +++++* | 5 + 1 |
Rinrin: Chiro Kanzaki | +++++*** | 5 + 3 |
Haruka: Yumi Kakazu | +++++* | 5 + 1 |
Yotsuba: Tomoe Hanba | +++++* | 5 + 1 |
Aria: Nana Mizuki | +++++** | 5 + 2 |
12人で歌っている曲が5曲ありますから、各人、最低5曲は歌っています。
ん〜、これは驚いた。
ユニット中で歌唱力が低いと思われる2人が最も起用されているところですかねぇ(^^;
...具体的には望月久代さんと小林由美子さんですか(笑。
望月久代さんに至っては、アニメ界でのトップ(!?)エンドを高田ゆみさんと争っていると言っても過言ではないくらいです(爆。
しかも、この2人、3曲とも一緒に歌っています(^^;
そして、この2人と一緒に必ず歌っているのが、神崎ちろさん。
神崎ちろさんが一緒とゆーことは、可愛さがすべてのアイドル路線で勝負なんだろうか...(^^;;
次に気になるのは、千葉先生が全く歌っていないこと。
12人全員以外の曲では1曲も歌っていないんです。
...なぜ?(^^;
...お姉さんすぎた?(誤爆。
キャラクターソングが得意すぎるので「Sister Princess」とゆーキャラとは若干離れたユニットではお休み、って感じなんでしょうかね。
そして、やっぱりこれも気にしておかなくてはならないでしょう。
歌姫、水樹奈々さんが最多起用になっていないのです。
...歌唱力は捨てた?(爆。
プロデュースチームの自信なのか、ただ単に受けの問題なのか。
...後者って気がする(^^;
では、実際に聞いてみましょう(^^;
ファーストトラックは音の万華鏡って感じです。 各楽曲の一部がくるくる回ってる曲です(^^; 左右チャンネルをうまく使って、きっちり回してます(笑。 そして、ほぼギャップなしで2トラック目へつなぎます。
流れるようにつながる2曲目は、無難に12人の曲。 どこか微妙にスパニッシュなにおいがする、ミディアムテンポの楽曲。 Sister Princessのデビュー曲がその手のユニットらしすぎたのに対して、だいぶ独自性を打ち出せている楽曲じゃないかと思います。 12人で歌っているにしては、ちょっと元気がないかなぁ、って気もしますが、落ち着いた楽曲なので仕方ないでしょうかね。 ただ、どこか雰囲気が「まひるのアヒル」に似てるなぁ、って気がします。 ...ぁ〜、やっぱり同じ方が作曲/編曲をなさってますね(^^; 歌詞を担当した方も一緒だ(^^;; まぁ「ゆうがたのアヒル」って感じですかね(笑。 どなたにもおすすめできる1曲です。
期待大の3曲目、歌い出しは神崎ちろさんです。 えーっ(^^; 無難すぎるよー、とか思うわけですが、ま、当然の選択か(笑。 ついで望月久代さん、小林由美子さんですな。 この組み合わせだと、やっぱり望月久代さんの声は目立ちません(笑。 ソロも短いし、なんか平和(爆。 神崎ちろさんと小林由美子さんですが、小林由美子さんの方が目立ちますねぇ。 それだけだと危なっかしいところを、神崎ちろさんのアイドルボイスでカバー、って感じか(^^; さほど速くないテンポですが、明らかに可愛い楽曲。 歌詞の方も、可愛く仕上がっています。 そう、花穂ちゃんのような可愛さになっています。 意外とおすすめです(笑。 晴れた日の朝なんかに良いかも。
4トラック目はシングルでリリース済みの曲。 シングルでは1トラック目に納められた、いわゆるA面の曲です。 ...某人気大人数女性ユニットの曲そっくり(笑。 そりゃまぁ、なんつーか、明らかに意識してユニットを作って、楽曲を作って、CD作ったんだろうけどさぁ。 やりすぎだって(^^; ただ、楽曲自体を考えた場合、出来はSister Princessの方が上じゃないかなぁ、って気がします。 歌の方も、うまい人がちゃんといる上、鮮やかな声の持ち主たちですから、比べものにはなりませんなぁ。 ...内容では、某ユニットに勝ってるか。 問題は、ネームバリュー(笑。 ...これも、大きなお友達の間ではクリアだろうな(爆
あのCMの曲「♪トキメキはもうとまらないっ」はこの5曲目です。 CMでも使われている上、CD全体を聞いてみても、明らかにこれが看板じゃないかと思われます。 ところが、歌っているのが12人じゃないというのは驚きですね...。 ん〜、なぜだ(^^; ってゆーか、12人って多すぎるのかも知れないよなぁ、と今更気付いたりもします(笑。 楽曲そのものは、明るく元気に、って感じで、Sister Princessの看板としてぴったり。 歌の方も、明るく元気に、でしっかりまとまっています。 人数を減らした効果か、軽くまとまっているのも特徴です。 ...はい、まとまっちゃってます。 期待の花穂ちゃんスペシャルはなし(笑。 とゆーより、望月久代さんのソロがなし。 となると、彼女の声は目立たないので...。
6曲目に再びやってくるのは、3曲目と同じ組み合わせの3人。 この曲の歌い出しは小林由美子さん。 ついで望月久代さん、神崎ちろさん。 3曲目と比べて、ちょうど逆転してるなぁ。 ...望月久代さんが真ん中で挟まれているってのはポイントだね(笑。 今度は、可愛いと言うより楽しい感じの楽曲です。 早めのテンポに、ひたすら元気な声を乗せています。 当然、歌もきっちりあってます。 ここまでくると、やっぱり「Good Job! Produce Team!」としか言いようがない...(^^; 花穂ちゃんドジすぎ、とか言わせてくれないんだもんなぁ(爆。 ところで、この曲では神崎ちろさんの声の方が小林由美子さんより目立ってるかなぁ。 勢いのある元気な曲だと、小林由美子さんの声はちょっと沈んじゃうのかも。
7曲目は4曲目と同様の、シングルとしてすでにリリースされている曲です。 それぞれの妹がリレー形式で歌っているような感じで、注目は歌詞かな。 「Theme of Date Eve」とかってゆーんですか、英語では(^^; イヤ、英語はとっても苦手なんでかなり間違ってそうなんですがね(^^;; デート前夜のそれぞれの思いが込められている内容です。 歌の方も、デート前夜だけに妙な気合いが入ってます(笑。 しかしまぁ、なんつーかさぁ、ん〜、いいよねぇ、うん(謎
サイバーで切迫するような雰囲気を醸し出す8曲目、歌うのはかかずゆみか(笑。 彼女と言えばカニパン...(爆。 いや、まぁ、それはさておき(^^;; 横手久美子さん、かかずゆみさん、半場友恵さんが歌っているのですが、かかずゆみさんの声が目立ちすぎ(^^; まぁ、曲調に対して、かかずゆみさんの声がぴったりだというのもあります。 他の二人は、どちらかというと明るかったり、可愛かったりする曲向きですからね。 この曲、普通にアニメのOPとかで使えそうだなぁ。 ...林原めぐみの代わりにどうです?(爆
どーなんだろ、とゆー組み合わせの9曲目。 落ち着いた感じでまとめるのは間違いないだろうと予想できますが、あまり「壮大な広がり」なんてのが出せる2人じゃないよな...。 かといって「寂しげで小さく」ってのも難しそう...。 結果、中途半端...(笑。 「silent」の静寂なんかを表すという点で、この2人は悪くないと思います。 比較的落ち着いた歌い方に、スローテンポでガンバってます。 問題は「moon」の大きさや、空の広がりを表せるか、って、それは無理ですねぇ。 結果、スローテンポで控えめなだけの歌になっちゃってます。 楽曲自体もそれを覚悟した作りにはなっているのであってはいますが、ちょっと残念。 この曲はこの曲でありだとは思いますが「綺麗だなぁ」ってゆー冬空を魅せて欲しかったかな。
2曲目「per favore Boy」の源流とも言える「まひるのアヒル」が10曲目です。 元気でありながら、ちょっと大人っぽさなんか演出してみちゃう? って感じの楽曲とボーカルです。 誰がどう考えたって雛子のテーマ曲だろ、ってゆータイトルと似騙されてはいけません(笑。 リリース済みのシングルに納められた3曲の中では、一番大人っぽく、クールに仕上がった曲です(^^; こんな曲に、あんなタイトルってのも、なかなか凄いよなぁ。
最も期待を集めるであろう、水樹奈々さんの歌う曲がこの11曲目。 もちろん、私も一番期待している曲です。 スローテンポの重厚さを漂わせる楽曲。 壮大で広がりを持つボーカルライン。 今まで、シスプリ関連で水樹奈々さんが歌ってきたボーカル曲をしっかり踏襲しています。 そして、今回のパートナーである柚木涼香さんは、なかなか歌唱力がおありのようで。 若干声が細いかなぁ、って気はしますが、素敵に仕上がっていると思いますよ。 おすすめできます。
12トラック目という、もう終盤に来てメインヒロインの2人が歌います(^^;
ちょっと意外ですなぁ(^^;;
キーが若干高すぎるんじゃないでしょうか、とゆーゆっくりめの楽曲に、おなじみの声が流し込まれています。
生活感があるとでも言いましょうか、今ここで散歩してるんだよ、みたいな曲に仕上がっているわけですが、ん〜、この2人でこういう曲を作ったか。
キャラクターソングとなると、咲耶と可憐はお姉さんですから、それっぽい曲になるんですけど...。
1人の女の子として、みたいな雰囲気になっているのがちょっと新鮮。
# この曲の歌詞が書いてあるページの挿絵は鞠絵
# ...眼鏡をかけてないっ!(^^;
最後のトラックに納められているのは、12人で歌う曲。 総まとめとしてふさわしい、安定した広がりを持つ楽曲です。 ボーカルラインも安定した広がりを表せるように乗せられています。 まぁ、聞いてみるとありがちだなぁ、と思わないと言えば嘘になる曲ですが、いいんじゃないでしょうかね。 アルバムの最後の曲として良くできています。 ...これが最初だったらヤバかったけどね(笑
総じて、良くできたアルバムだと思います。
サントラ『Angel Jukebox』のボーカル曲同様、プロデュースチームの健闘が光っています。
もう、各声優の特性を完全に把握したって感じなんですかね。
これは一部のアレなお友達だけではく、一般の人にも聞いていただきたい内容ですね。
残念なことに「Sister Princess」の名前がそれを邪魔するでしょうがね...。
さて、最後には毎度おなじみ録音チェック(^^;
これまた毎度おなじみの科白ですが、私はオーディオの専門家ではありませんし、機材も凄いものを使っているわけではありません。
ちょっとくらい参考になるかも、って情報としてとらえてください。
悪くはないんだけど、そんなに良くもないなぁ、でもちょっと良いかなぁ、そんな感じだと思います(^^;
サントラ『Angel Jukebox』と同等くらいかなぁ、って感じじゃないでしょうかねぇ。
...シスプリCDの中では、良い方ってことになるのか?(^^;;