project KAIGOのウェブサイトは移転いたしました

新しいサイトにおけるこのページのURLは...

http://www.projectkaigo.org/grtasogare.html

新しいサイトのURLは...

http://www.projectkaigo.org/

 お手数かと思いますが、ブックマークやリンク等の修正を願います。
 今後ともproject KAIGO、および、projectkaigo.orgをよろしくお願いいたします。


誰彼

Date: Wed, 20 Jun 2001 01:06:49 +0900
From: shisyou
Subject: 誰彼のレビュー

 それでは誰彼の感想でもちゃっちゃか書き上げてしまいましょう。

 ストーリー

 蝉丸は第二次世界大戦中、日本が秘密裏に結成した帝国陸軍特殊歩兵部隊に所属していた。 この部隊は、仙命樹の力によって不老不死に近い兵士、いわゆる強化兵によって構成されていた。 その中にあって蝉丸は、唯一の完成品であった。 だが、この部隊は戦争に投入されることなく戦争が終結。 部隊は、そのことを知らされることなく封印された。

 時は移り、強化兵たちが目覚めはじめる。 それぞれの思いを抱え。 そして、この部隊の関与者の思いが交錯し、事件を起こしながら物語は進んでいく。

 感想

 シナリオは短く、2時間ぐらいでEDを迎えることが出来るでしょう。 ただし、私的に言わせて頂くとHAPPYENDはなかったような気がします。 しかも複数あるEDへのシナリオがほとんど関係していなく、それぞれの人物の内に秘めた思いをシナリオ化しているだけなので、場面設定がバラバラなことに憤りを覚えます。

 ゲームはAVGで、特筆すべきことは歩きながら話すシーンが、アニメーションみたいになっていること。 SPACEキー又はマウスのクリックを押すことにより、敵に攻撃をかわすイベントがあること、の2点ぐらいでしょうか。

 前者は、戦闘シーンで使用される分には、臨場感を出そうと頑張っているのですが。 歩きながら話すシーンにおいては、歩き方がぎこちない。 なんと足の関節が曲がらないんですよ!
 次に後者のほうですが、はっきり言って邪魔です。 敵の攻撃をかわしたら、後は自動で戦闘。 どうせなら、戦闘を格闘ゲームのようにして欲しかった。 (主人公達は強化兵なんだし)

 ゲームをする上で注意して欲しいことは、クリアごとに選択肢が増えていく方式になっていること。 セーブに書いてあるのがEDになること。 そしてなによりも、ゲームをする人が思い描くようなEDがおそらくないことです。 これらの点に注意してゲームを楽しんで(?)下さい。